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とねまちひな飾りのポスター

風の祭事記 ~祭り、イベント訪問記~

とねまちひな飾り(利根町)

柳田國男が暮らした利根町にある柳田國男記念公苑では、ひな祭りの時期になると地元の商工会女性部が中心となって雛飾りが行われています。

・場所 : 柳田國男記念公苑(北相馬郡利根町布川1787-1)
・開催日時 : 2月下旬から3月3日
・スケジュール : 施設の開館時間(9:30~15:30)
・イベント内容 : 雛飾り
・備考 : ーーー
*開催場所、日時、内容等は年によって異なる場合があります。

*** とねまちひな飾りの写真 ***

とねまちひな飾りの写真
柳田國男記念公苑

立派な門構えの建物です。

とねまちひな飾りの写真
旧小川家母屋

外からもひな祭り一色です。

とねまちひな飾りの写真
ひな壇の展示

天井まで届くような高さなので迫力があります。

とねまちひな飾りの写真
段雛や吊し雛飾りの展示

多くの手作りの人形が飾られています。

とねまちひな飾りの写真
様々な人形の展示

館内は品があるというか、落ち着いた感じの展示です。

とねまちひな飾りの写真
数多く並ぶ吊し雛

多くの作品が丁寧に飾られていました。

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* とねまちひな飾りについて *

「坂東太郎(ばんどうたろう)」の異名を持ち、大水上山を水源として関東地方を北から東へ流れる利根川は、下流付近で千葉県と茨城県の境界をなし、太平洋に注いでいます。水戸街道を江戸から進んで利根川を渡ったところに取手の町があり、茨城の入り口、取手宿として栄えていました。その取手のお隣、利根川の河口方面にあるのが利根町です。利根川と同じ利根町と名が付いていますが、古くからの町ではなく、昭和30年に付近の布川町、文村、文間村が合併し、その際に利根町と名付けられました。

この利根町は日本の民俗学の父と言われる柳田國男の第二の故郷として知られています。明治20年初秋、國男が13歳の時から約2年間、現在の利根町布川で過ごしました。期間は短いものの多感な少年期であったこと、そしてここでの様々な体験や経験が後に民俗学の道に駆り立てたと言われ、それ故に「第二の故郷」と言われているようです。

國男が暮らした旧小川家は現在柳田國男記念公苑として公開されています。旧小川邸は母屋、土蔵(資料館)で構成されていて、著作物や文書等が展示されている他、会議、講座、宿泊施設としても利用できるようです。

この柳田國男記念公苑では毎年2月下旬から3月3日まで「とねまちひな飾り」としてお雛様が展示され、旧小川家の母屋は段飾り、吊るしびな、創作人形から木目込みまで、様々なひな飾りが展示されます。

「とねまちひな飾り」は平成20年から行われていて、段飾りのひな人形以外にも商工会女性部が中心となって1年をかけて作り上げた作品が大量に展示してあります。イベントなどは特に行われていなく、古民家に飾られている雛飾りといった感じです。展示や作品はとても丁寧に飾られていて、館内はがちゃがちゃした感じではなく、落ち着いた雰囲気で包まれていました。作品にもテーマがあったり、展示会場は一つだけですが、結構楽しめました。

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<風の祭事記 とねまちひな飾り 2014年2月初稿 - 2016年2月改訂>