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風の祭事記

風の祭事記 ~祭り、イベント訪問記~

五軒香梅ひな流し(水戸偕楽園)

梅祭りで知られる水戸偕楽園では梅祭りの期間に合わせて流し雛が行われています。

・場所 : 常磐神社、水戸偕楽園 吐玉泉下
・開催日時 : 水戸の梅祭り開催期間(3月第一土曜日頃)
・スケジュール : 午前11~12時
・備考 : 人形を購入して流すこともできます。
*開催場所、日時、内容等は年によって異なる場合があります。

*** 五軒香梅ひな流しの写真 ***

五軒香梅ひな流しの写真
常磐神社前に並べられる船

神社でお払いを受け、記念写真を撮ります。

五軒香梅ひな流しの写真
梅園内を行進

偕楽園を通って池へ向かいます。

五軒香梅ひな流しの写真
雛舟の進水

まず雛舟を池に浮かべます。

五軒香梅ひな流しの写真
梅大使による雛流し

親善大使から雛流しが始まります。

五軒香梅ひな流しの写真
雛を流す人々

思い思いに池に浮かべていました。

五軒香梅ひな流しの写真
雛船と流し雛を行う人達

流れがないので舟は糸で引っ張っています。

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* 五軒香梅ひな流しについて *

五軒香梅ひな流しは水戸にある偕楽園内で行われる流し雛です。水戸市内では大きなひな祭りは行われていなく、この五軒香梅ひな流しと、同じく偕楽園内で行われる水戸のひな流し(常陸和紙人形会主催)が知られています。ちょうどこの時期はとんでもないほど観光客が訪れる偕楽園での水戸梅まつりが行われていて、その協賛事業として開催されています。だいたい3月第一土曜日、夜・梅・祭に重なることが多いでしょうか。

五軒香梅ひな流しは偕楽園のすぐ近くの北東部に位置する水戸市五軒地区会の主催行事となり、2012年で21回を数えるといったそこそこ歴史ある行事となっています。行事の中心は五軒女性会と五軒小学校の子供やPTAで、流し雛が行われる日までに手作りの流し雛を制作し、当日それを百円で販売します。この収益金は福祉事業に寄贈されます。とても可愛らしい人形で、流すのがもったいないなといった顔をしていたのか、持ち帰ってもいいですよと言われてしまいましたが、部屋に飾っていてもいいかなと思えるようなものでした。また五軒小学校の生徒は「子ども梅大使」として偕楽園の名所案内を行ったりもしています。ちょうど訪れた時に偕楽園記碑前で「偕楽園記」の一部を暗唱を行っていました。

当日は朝10時から偕楽園横にある常磐神社の拝殿でお祓いを受けます。それが終わると偕楽園に向けて出発します。幟に小さい船、大きい船、着物を着た水戸梅大使の女性、そして関係者が続き、ちょっとした練り行列のようになります。梅が咲き誇っている園内を進む様子は絵になっていそうですが、あいにくと訪れた時はほとんど咲いていませんでした。また流し雛を行うことを告知しながら歩き、参加できる人達に流し雛を子供達が売って歩きます。一度偕楽園記碑前付近で休憩し、吐玉泉下の池に下っていきます。ここからは結構急な階段を降りなければならなく大変そうでした。

吐玉泉下の池では挨拶などが行われた後にお宝をざっくざっく乗せた小さい船とひな人形を乗せた大きい船が流されます。流されるといってもあまり流れのない池なので、釣り糸に引っかけ対岸からゆっくりと引っ張るといったものです。無事に船が浮かぶと梅大使の方々が代表で最初の流し雛を行います。その後参加者達が池の周りで思い思いにひな人形を流し、家内安全・無病息災の願います。

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<風の祭事記 五軒香梅ひな流し 2012年3月初稿 - 2016年2月改訂>