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いしおか雛巡りのポスター

風の祭事記 ~祭り、イベント訪問記~

いしおか雛巡り

新旧異なった建物が並んでいるといった少し変わった町並みが残る石岡商店街を中心に2月の中旬から3月3日まで「いしおか雛巡り」といったひな祭りが行われています。

・場所 : 石岡市街地(丁子屋、まちかど情報センター、金刀比羅神社など)
・開催日時 : 2月中旬~3月3日
・スケジュール : 展示時間は施設、店舗の営業時間内
・イベント内容 : 雛めぐり
・備考 : ーーー
*開催場所、日時、内容等は年によって異なる場合があります。

*** いしおか雛巡りの写真 ***

いしおか雛巡りの写真
町中のお雛様

所々にお雛様がいました。

いしおか雛巡りの写真
うなぎとお雛様

面白い像ですね。

いしおか雛巡りの写真
古い商家のお雛さま

昭和の雰囲気が漂っていました。

いしおか雛巡りの写真
まちかど情報センターの展示

テーマは「防人、還る」でした。

いしおか雛巡りの写真
丁子屋(まち蔵藍)

まちかど情報センターとともに中心的な存在です。

いしおか雛巡りの写真
丁子屋の店先で

楽しい雰囲気満点です。

いしおか雛巡りの写真
丁子屋の奥

古い商家といった造りです。

いしおか雛巡りの写真
丁子屋の二階

広々と展示されていました。

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* いしおか雛巡りについて *

霞ヶ浦の北側、筑波山の東側に石岡の町があります。石岡と聞いてもあまりピンとこない人が多いかと思いますが、お祭り好きな人の間では40台もの幌獅子が運行されるといった特徴ある常陸国総社宮のお祭りが知られています。また市内の中町通りを中心に古い町並みも残っていて、登録有形文化財に指定されている建物が、12件18棟もあったりします。中心部の商店街にそういった建物が残っているのもなかなか珍しく、近代的な町並みに混じっている様子はなかなかユニークに思えます。

そういった少し変わった町並みが残る商店街を中心に2月の中旬から3月3日まで「いしおか雛巡り」といったひな祭りが行われています。2007年から始まったイベントで、真壁のひな祭りと同じような形態で商店や民家などに飾られたひな人形を見て歩くといったものです。協力店や民家、神社などが111もあるから結構町をあげて頑張っているのではないでしょうか。

イベント的には、特徴的なのは日にち限定で無料のボンネットバスを運行しているぐらいでしょうか。その他土日には地元の人によってウィークエンドライブや琴の演奏が行われたり、甘酒の接待が行われたり、商店会によって豚汁が振る舞われたりします。私が訪れたときはなんとか定着しつつあるといった感じだったので、色々と祭りのあり方を模索しているような印象でした。

展示は駅前常設展示場アークヒルズ石岡とまちかど情報センターでは大規模な展示を行っていて、アークヒルズ石岡の方では山車人形や幼稚園児の作ったひな人形も飾られていました。ここでウィークエンドライブが行われます。

まちかど情報センターの方では寄付によって集められたひな人形を使ってテーマのある大規模な展示が行われていました。2010年のテーマは、石岡の風と土 ~帰郷編~ 「防人、還る」 平安絵巻 Vol.2という事で、船に乗ったお雛様が飾られていました。昨年のVol.1は~雅と万葉の出会うまち~ 「筑波嶺の春」といった平安のみやびやかな春の宴を再現した作品だったようです。こういった大規模のお雛様を使った人形劇のような演出は他ではあまり見られなかったので印象に残っています。現在では神社でも大規模な展示が行われているようです。

その他、石岡の古い町並みを象徴するような「丁子屋(まち蔵藍)」にも多くのひな人形が飾ってあります。ここの展示も凝っていて、古い商家とお雛様のコラボといった感じです。商家の様子もお雛様も楽しめることでしょう。特に2階の展示は見ておくとよいと思います。

感想としては、まずはなんか意外とよく歩いたなといった感じです。メイン通りがT字状になっているので、行って戻っての繰り返しとなり、結構歩くことになります。そして全体的にちょっと人が少ないのも気になるところです。まだまだ新しいひな祭りなので知名度も低いのがその原因でしょうか。それに近くに真壁という有名なひな祭りがあるし、似たタイプのひな祭りなので色々と被ってしまうのはしょうがないところですね。

でも訪れる人が少ない分、まだ初々しさが残るというか、時々どうぞ見ていって下さいと声をかけられました。そして話すと、やはり真壁のひな祭りを意識している感じで、真壁に比べると・・・といった言葉をよく聞きました。色んな意味でこれからのひな祭りといった感じました。

また、甘酒の接待もあちこちで行われていて、どうぞと最初のうちは勧められるがままに飲んでいたのですが、そのうちお腹がたぽたぽに・・・。なんかのどかというか、雰囲気がいいというか、地味だけど結構楽しく回ることができました。パンフレットの表紙にでかでかと「おかえりなさい・・・・・ いしおか」と書いてあるのも雛巡りをしてみて納得しました。それに町並みの面白さもいいですね。古いというよりもレトロといった言葉の方が似合う建物が多いので、散策にも心躍る感じがします。

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<風の祭事記 いしおか雛巡り 2012年1月初稿 - 2016年2月改訂>